旅の醍醐味は人との出会い

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突然ですが、皆さんは最近いつ旅をしましたか?

一昨日、5月の下旬から約3週間かけて、アメリカを横断してきた、同じハワイの大学に通う友達と久しぶりに電話で話をしました。電話だったので、詳しい話はまた今度会った時にという事でしたが、声の調子から、とても充実した旅になったみたいでした。

僕も旅をするのは大好きです。特に、今から3年前に行ったヨーロッパの1人旅は、僕に、"旅の楽しみは何にあるのか?"という事を教えてくれました。

 

3年前、僕はオランダから、ベルギーとフランスに途中立ち寄ってイギリスまで旅をしました。もちろん、貧乏旅行なので、宿は全てユースホステルです。部屋は全て共同部屋で、オランダのユースホステルでは、なんと1部屋に4台もの2段ベッドがギュウギュウにおいてある、8人部屋でした。フランスの宿はすごく汚くて、四方に柵も何もない、錆びた鉄パイプの二段ベッドが2つ置いてあるだけの部屋でした。

部屋は汚かったので、快適というわけではありませんでしたが、共同部屋だったので色々な国の人達と知り合いになる事が出来ました。特に、パリ郊外の宿で出会った僕と同い年のフランス人とは今でもメールのやり取りを続けています。

 

彼は、パリの大学に通うガールフレンドに会うために、実家のあるフランスの田舎町から出てきていました。お互い同い年だったという事もあり、会ってすぐ仲良くなって、夜遅くまで、お互いの事をいろいろと話したりもしました。その部屋にはもう一人ブラジルから来ていたおじさんもいました。彼はとても面白い人で、一日中、パリの地下鉄の駅の写真を撮り歩いていました。朝から夕方まで歩きまわっているせいで、彼の靴はボロボロに破けてしまっていました。

 

 3日間の滞在中に、宿で出会ったそのフランス人の友達にはいろいろな所に連れて行ってもらいました。一般的な観光名所から、一人ではなかなか入りづらい、フランス料理のお店にも連れて行ってもらいました。途中で彼のガールフレンドも紹介してもらい、3人でカフェに入ってお茶をしたりもしました。

別れの日には、彼は、わざわざイギリス行の電車の駅まで見送りに来てくれました。電車の出発時間までいるとさびしいからと言って、彼は僕の目をじっとみながら握手をして、"また会おう"とだけ言ってすぐに来た道を帰って行きました。

 

彼とは、今でもメールで連絡を取り合っています。"いつか日本に行きたいな"と彼はメールでよく言っています。

日本に帰ってから、"ヨーロッパはどうだった?"と周りからよく聞かれました。僕はいつも正直に、"アムステルダムの街を歩く事より、エッフェル塔や、凱旋門、ベルサイユ宮殿を訪ねるよりも、フランスで出来た友達と夜までいろいろ話をした事、一緒にビールを飲みながら話をした事の方が、ずっと記憶に残ってるよ"と答えます。旅行が終わって僕は本当にそう感じました。

"人との出会いが、旅行を何倍にも楽しいものにしてくれる"

それを実感した1人旅でした。

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 (エッフェル塔の展望台からパリの街を見下ろす。)